TOEIC高得点者の「英会話学習法」

「英語脳」って作れるの?|TOEIC850点の私が英会話力を飛躍的に上達させた実践トレーニングを紹介

投稿日:2019-03-01 更新日:

英語脳は作れるのか?

前回、TOEIC850点を独学で取得したのにも関わらず、英会話の勉強には挫折した自分の失敗談をまとめました。

TOEICと英会話の違いなぜ英会話が上達しなかったのか?という原因の考察はこちらをご覧ください。

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今回は、そんな私がどうやって英会話を上達するサイクルに乗せることができたのか?について、体験談を交えながらお伝えします。

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英会話が上達しない原因は?

Why?

少し重複するところもありますが、まずは英会話がなぜ上達しなかったのか?についての考察を簡単におさらいします。

前回の記事にまとめた私が英会話学習の初期に失敗した勉強は下記のとおりです。

英会話学習初期の失敗

英会話フレーズ集を買って勉強する

オリジナルの文章集を作って勉強する

オンライン英会話のレッスンをとりあえず始める

繰り返しになりますが、それぞれ単体の勉強法自体は決して悪いものではないと思います。

私自身も、ある程度英会話ができるようになった現在は、フレーズ集、オリジナルの文章集、そして英会話レッスンも並行して活用しています。

お伝えしたいのは、英会話学習の順番を間違えた、ということです。

 

英会話学習の最大の失敗

最大の失敗ポイントは、英会話を「勉強しよう」と思ってしまったこと。

英会話は「勉強」ではなく、「訓練」「トレーニング」であることに気づくのに私は時間がかかってしまいました。

ちなみに、オンライン英会話は「トレーニング」ではなく、「実戦」「試合」のようなものだと思っています。

あらゆるスポーツにおいて、何も練習もしていないで試合に出るというのは、あまり効率のいい方法とはいえないはずで、英会話でも同じことが当てはまると思っています。

 

英会話と英語の勉強の違い

なぜ、勉強するだけでは、英会話は上達しないのか?

それは、TOEIC受験などの受験英語と英会話の違いに関係があります。

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英会話の決定的な違いは、瞬発力とスピードが要求されるということ。

瞬時に返せないと、会話がスムーズにつながっていきません。

最も重要なことは、英語の文章の組み立てに頭を使わずともある程度自然に英語が口から出てくる状態にすること。

条件反射的に、英語の文章を言えるようになるまでトレーニングを積むことが非常に重要です。

 

TOEIC高得点者でも英会話につまずく理由

TOEIC高得点者が陥りがちなのは、一定の英語力があるがゆえに英文を「理解できたこと」を「できる」と勘違いしてしまうことだと思います。

私が失敗した

フレーズ集を買ってきて勉強する

オリジナルの文章集を完成させる

はまさにその典型なのですが、英会話フレーズを理解する、表現を一つ覚えたことで、英会話が上達したとすっかり勘違いしていました。

 

実戦で使える英会話とは?

「一つの表現を覚えた」ということと、「実際に使いこなせる」というのは、大きな違いあります。

実際に外国人相手にコミュニケーションを取り始めるとわかりますが、勉強しているだけでは実戦で全く役に立ちません。

一回覚えた程度の文章は、実際の英会話のシチュエーションでは全然口から出てこないのです。

「読んで理解できる英語文章」と「実際に自分で使える英語文章」との間には、とても大きな隔たりがあります。

TOEIC高得点者は「読んで理解できる英語文章」が多いというだけで、「実際に自分で使える英語文章」極端に少ない状態です。

そして、この大きな溝を埋めるには、「トレーニング」するしかないのです。

 

学習ではなく訓練である

英会話の練習・訓練

とにかくこれが本当に重要で、効率よく勉強をすることが得意な人ほど、注意した方がいいと思います。

テストで効率よく勉強していくとき、一度覚えたことは触れずに、まだ覚えていないこと、記憶があいまいなことを選別して勉強していくことで、少ない時間の中で最大の得点を狙いにいきます。

それが、英会話のトレーニングはこれとは全く違うアプローチになります。

覚えていないこと・記憶があいまいなものはもちろんですが、一度覚えただけのものは、実戦では全く使い物になりません。

実戦で使えるものは、「何度も何度も口に定着するまでトレーニングしたフレーズ」のみです。

そのため、一度覚えてからが「トレーニング」の本番といった感じで、時間をおいて繰り返し繰り返し練習を続ける中で、少しずつレベルアップしていきます。

また、覚えたての表現ほど、あっという間に忘れてしまうので、一定の英会話力をキープするためには、地道で継続的な訓練が必要になります。

 

 英語脳は本当に作れるのか?

「日本人が英会話ができない理由は、日本語で理解してそれを英語に変換しているからだ」

「英語を聞いたら、英語で考え、英語でそのままダイレクトに表現した方がいい」

という話をよく聞きます。

いわゆる、『英語脳』を鍛えようという話です。

私の考えでは、これは現実的ではありません。

もっと正しく言い直すと、表現が正確ではないと思っています。

特に社会人になってから英会話を本格的に勉強しようと決意している人には、とても難易度が高い思考方法です。

きっちりと日本語で思考する癖を持っている人がいきなりこれを目指すのは難しいと思います。

 

英語脳の正体とは?

英語脳の作り方

日本語⇒英語の変換のスピードをいかに早くするか、ということに注力すべきだと思っています。

私自身も簡単な表現であれば、瞬時に日本語を介さず英語だけで考え、英語でそのままダイレクトに表現していると感じている瞬間もありますが、これは単純に、極限まで日本語⇒英語の変換スピードが速くなっている結果に過ぎないと思います。

そもそも、英語だけで考える癖をつけようと言われても、普通の人には難易度が高すぎます。

日本人だから日本語が先に頭で浮かんでくるし、そもそも英語で考えようにも語彙が少なすぎて考えることもできないし、もうどうしたらいいのかさっぱりわかりません。

それよりも、いかに、日本語⇒英語を速く変換するか?という目標・課題を設定した方が、解決するための戦略も明確でトレーニングメニューも組みやすいです。

私は、「英語脳」の正体を「日本語⇒英語の変換スピードを極限まで速めた状態」と定義し直したことで、英会話上達のための戦略が非常に明確になりました。

 

英会話と自転車の共通点

英会話の上達と、自転車に乗れるようになることは、感覚的にはとても近いことのように思います。

最初は、「自転車に乗ってまっすぐ進む」とために、ものすごく色々なことを考えます。

 

「自転車に乗る」ために考えること

バランスをとるために、一定のスピードで漕ぐ

左に傾いたから上半身を動かす

目線は下ではなく。できるだけ前に向けて

左足を動かしながら、同時に右足も動かす

でも、自転車に乗れるようになった後は、誰も細かいことを頭で考えていません。

「自転車に乗ってまっすぐ進む」という意志・命令を元に、筋肉や神経が無意識に稼働してくれます。

英会話で目指すものまさにこの状態。

細かい文法・単語などのことは考えずなくとも、無意識に稼働してくれる状態。

これが『英語脳』の正体です。

 

『英語脳』を作る具体的な方法とは?

「英語脳」の正体は「日本語⇒英語の変換スピードを極限まで速めた状態」と定義し直したとき、脳回路、口の筋肉・神経回路を鍛えることがトレーニングの最適解でになります。

やや難解な書き方をしてしまいましたが、英会話の上達のコツは非常にシンプルです。

英語をとにかくたくさん“発声する”

シンプルかつ最強の戦略です。

たださすがに、これだけでは戦略でも何もありませんので、私が実際に試行錯誤しながらたどり着いた効果的な英会話上達のコツを紹介します。

 

(1)とにかくたくさん英語を文章単位で発声すること

まず、1つ目は、できるだけ「カタマリ」で英語を発すること。

できるだけ、たくさんのカタマリの英語を発声するトレーニングを心がけましょう。

最初は単純に音読するだけでも口の筋肉を鍛える・英会話を発する神経回路をつくる」という意味で効果的です。

私自身、最初は“音読って最も効率が悪そう”と思っていたのですが、浅はかでした。

実際に音読してみるとわかりますが、簡単な文章でも意外とスムーズに言えないことがあります。

繰り返し言うことで、だんだん英語を発することが定着してきますし、細かい文法や前置詞などの使い方も自然と定着してきます。

これは原理原則ですが、音読すらまともにできない文章は、実戦でまず口から出てくることはありえませ

 

(2)簡単な文章でいいので、日本語⇒英語の変換を高速にマイナーチェンジする訓練を積むこと

マイナーチェンジ

こちらの記事でマイナーチェンジのことについても触れていますが、私がマイナーチェンジというのは下記のようなことを指します。

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マイナーチェンジの例

主語・目的語が変わる

時制が変わる

疑問文にする・否定文にする

英会話を実践するには、非常に重要なトレーニングです。

慣れない内は、彼女(her)を彼(him)に変えようとした瞬間にフリーズしまったり、もしくは、himではなく、heとかhisとか言ってしまったりといったことが頻発します。

あとは、疑問文が正しく作れないという状況にも陥ります。

Do he came? と時制も文法もめちゃくちゃなことを言ってしまったり、Is this is your pen? とisを2回使ってしまったりという事が起こります。

TOEIC850点を取得していても、英会話、特にスピーキングはまったく別物ですので、英会話のトレーニングをしていないと現実的にはそんなレベルに過ぎません。

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メモ

特に後者の2回、is を言ってしまう現象は、this のあとは is と発声してきた回数が非常に多いため、反射的に is が口から出てきている状況状況です。

ある意味では、よく“トレーニングされた状態”とも言えますが、実戦で使うためには、バリエーションが貧弱です。

マイナーチェンジを瞬時にできるようになるまで訓練することで、実戦で使える状態=英会話が上達していきます。

 

おすすめの教材は?

英会話上達のコツ

とにかくたくさん英語を文章単位で発声すること

日本語⇒英語の変換を高速にマイナーチェンジする訓練を積むこと

上記のポイントを押さえた教材・勉強方法を2つ紹介します。

 

 瞬間英作文

英会話を既に勉強されている方にとってはお馴染みのベストセラーです。

実は、私はこの本は数年前に購入していたのですが、内容を見てみると理解するだけなら「ものすごく簡単過ぎる」内容なので、ろくに使用していませんでした。

ところが、「高速にマイナーチェンジをすること」が英会話上達のコツであると気づいたとき、最も最適な解決策を提示してくれたのがこの本でした。

その名のとおり「瞬間的に」簡単な英語の文章を作るトレーニングに特化した本で、この本を使用しトレーニングを積むことは、確実に英会話のベースになります。

ポイントは、「理解する」ことではなく「できるようになること」です。

繰り返し繰り返しトレーニングすることで、確実に英会話の基礎ができるでしょう。

 

カランメソッド

これもオンライン英会話を習っている人にとってはメジャーなトレーニング方法ではありますが、非常に有効です。

カランメソッドは、50年以上の歴史がある英会話学習方法で正しい英文を徹底的に反復して繰り返しトレーニングするように設計された英会話レッスンになります。

詳細はこちらの記事にまとめてあります。

カランメソッドって本当に効果ある?|TOEIC850点の私が選んだ理由や実際の効果を徹底解説 ​

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私はカランメソッドをオンライン英会話スクールで受講しています。

ちなみにですが、「~メソッド」というと何やらものすごい高い教材を買わされそうなイメージがありますが、こちらは普通のテキストです。

英会話レッスン料以外にかかるのは、テキストの料金だけです。

だいたい1,400円くらい(ユーロなので変動あり)で1冊購入可能です。

オンライン英会話を戦略なしに受講し始めたときは上達を感じられなかったのですが、カランメソッドという具体的な上達方法を用いたオンライン英会話レッスンは非常に効果的なものとなりました。

 

カランメソッドのおすすめスクール

カランメソッドは馴染みのない方もいると思いますが、百聞は一見にしかず。

無料で試すことができるので、私が実際に試してみた中で、おすすめのカランメソッドのオンライン英会話スクールをお伝えします。

下記のリンクから申し込んで頂くと、今なら無料で体験レッスンが受講できますので、「カランメソッドって何?」という方も是非一度体験しみてください。

普通のオンライン英会話レッスンと全然違うことがわかると思います。

 

QQイングリッシュ

QQ Englishオンライン英会話 は、カランメソッドの公式認定校で私が最も長く活用しているスクールです。

半年以上受講し100レッスン以上受講しています。

下記のリンクから、今ならカランメソッドが2回無料で体験できます。

↓↓ 無料レッスンの詳細はこちら↓↓

QQ Englishオンライン英会話

ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプも代表的なカランメソッドのスクールで公式認定校です。

カランメソッドの初期はこちらで受講していました。教科書も安く購入できるのでおすすめです。

下記のリンクから、今なら1週間の無料体験が可能です。

↓↓ 無料レッスンの詳細はこちら↓↓

1週間無料キャンペーンを実施中!

 

申し込まずに無料体験からがおすすめ

私は自分自身の体験から、瞬間英作文×カランメソッドでの英会話トレーニングをオススメします。

カランメソッドは人によって好き・嫌いもあるようですので、いきなり申し込まずに実際に試してみることをオススメします。

ちなみに、カランメソッドの授業の受け方にもコツがありますので、効果的な学習方法を知りたい方は是非こちらもご覧ください。

知らないと損してる?カランメソッドの効果的な学習方法|半年で100レッスン受けてわかったこと ​

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まとめ

少し長くなってしまいましたので、簡単に今回お伝えしたかったことをまとめ直したいと思います。

英会話上達のポイント

・英会話は勉強ではなく、訓練・トレーニングである

・TOEICなど勉強が得意な人ほど、「わかる」を「できる」と勘違いしやすいので要注意

・「英語脳」とは「日本語⇒英語の変換スピードを極限まで速めた状態」

・「日本語⇒英語」の変換スピードを速めるためには、脳回路、口の筋肉・神経回路を鍛えることがトレーニングが必要

 

トレーニングのコツ

・トレーニングの基本はシンプルで「英語をとにかくたくさん“発声する”」こと

・コツ① とにかくたくさん英語を文章単位で話すこと

・コツ② 簡単な文章でいいので、日本語⇒英語の変換を高速にマイナーチェンジする訓練を積むこと

具体的な教材や方法

・テキストなら、瞬間英作文

・レッスンなら、カランメソッド

カランメソッドのおすすめ校

 

おわりに

私は英会話がなかなか上達しないので悔しい思いをいっぱいしました。

ただ、正しい上達方法は何か?と試行錯誤を続けた結果、「英会話は勉強ではなく訓練である」という結論に到達しました。

そこから最適な勉強方法ではなく、トレーニング方法を考えるようになったことをきっかけに、英会話の上達を感じるようになりました。

まだまだ私の英会話力は発展途上ではありますが、確かな手応えを掴んでいます。

私のように「英会話ができない」と悩んでいる方の、参考になれば嬉しいです。

(おわり)

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