TOEIC高得点者の「英会話学習法」

カランメソッドの学習効果を倍増させるコツ|半年で100レッスン受けてわかったこと ​

投稿日:2019-01-22 更新日:

通常の4倍の学習効率があると人気の英会話学習方法「カランメソッド」

私は社会人になってから本格的に英語の勉強をはじめ、現在TOEICのスコアは850点ですが、TOEICで高得点を取れても英会話はまったくできるようにならないということに気づき、本格的に英会話の学習を開始しました。

色々と試行錯誤した上で、カランメソッドにたどり着き、継続的にQQ Englishオンライン英会話 でカランメソッドを活用して英会話を学習中で、その効果を実感しています。

▼関連記事▼

オンライン英会話でカランメソッドをオススメする理由|TOEIC850点の私が選んだ理由や実際の効果を徹底解説 ​

日本人は英語を数年間も学校で習っているのにも関わらず、簡単な英会話することができないとよく言われます。 私もTOEICで850と一般的には高得点と呼べるスコアを所持していますが、英会話はとても苦手でし ...

続きを見る

実際に半年で100回以上のカランメソッドのレッスンを受けてみて、カランメソッドには効果的な学習方法・授業を受けるコツがあると感じました。

今回は私が学習効率をあげるために実際に行っているコツをご紹介します。

カランメソッドの効果は実際あるの?と疑問に思っている方の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

カランメソッドの挫折ポイント

「カランメソッドは効果はあるが、厳しいから続けるのがたいへん」

「最初は良さそうだと思って始めたが、途中で挫折した」

という話を聞くことがあります。

まず、どんな英会話の勉強にも言えることですが、「簡単で誰でも英会話ができるようになる」そんな魔法のような方法はないでしょう。

ただ、実際にカランメソッドの授業を受けていて、多くの人がつまずきやすいポイントのようなものはあると感じています。

 

テキストの進みが遅くなり、嫌になる

カランメソッドは基本的に、個人での予習・復習をしなくても大丈夫なように設計されているため(実際はそんなことはないので後述します)、新しい学習に入る前に決まって7ページ分の復習から授業が始まります。

1ページあたりの英文量にバラツキがあるにも関わらず、必ず7ページ分の復習をしなくてはならないのがやっかいで、英文量が多いページの復習を続けていると、なかなか授業が進まないと感じることがあります

さらに、新しい学習に入っても、たいていの場合リーディングかディクテーション(書き取りレッスン)がその間に入るので、新しい学習を行う時間が少なくなりがちです。

 

英語だけの説明でよくわからない

先に触れたように、カランメソッドは予習することを前提としていません。

「授業はすべて英語で、わからない箇所も英語でフィードバックを受けることで、英語力が向上する」

ということを期待し、私も最初は予習をせずに授業に臨んでいましたが、実際は学習効率が非常に悪くなると感じました。

音は聞き取れてなんとなく返答しますが、「自分の中で英語の文章としてしっかりと理解できていない」ことが発生することもしばしば。

カランメソッドの授業はどんどん進むので、その瞬間に理解しなくてはなりません。

当然ながら、意味を理解せずにいくら英文を読んでも、英会話が上達することはありませんし、「授業を受けてもよくわからかった」という消化不良の感想を強く持ってしまいそれが挫折につながることもあるでしょう。

 

繰り返し文章を読むのが退屈・苦痛

繰り返し文章を読むことが苦痛と感じるのであれば、おそらく「繰り返し文章を読むこと」の意義や目的、効果を理解していないのではないかと思います。

というのも、英会話に限らず、繰り返すこと、反復練習というのは地味で嫌われがちが、非常に効果のある学習方法と言えるでしょう。

私の場合、英会話を真剣に勉強しようと決意し、色々と試行錯誤した結果、英会話を上達させるためには「正しい英文を繰り返し発声すること」という結論にたどり着きました。

それを達成できる方法がたまたまカランメソッドだったため、そもそも「繰り返し文章を読む」重要性を理解し、行いたいと思っているため全く苦になりません。

「繰り返し文章を読むより、なんとなく外国人とおしゃべりしたい」

その気持はわかります。

具体的な目標や期限を設定せず、なんとなく外国人とコミュニケーションを少しずつ取れるようになりたいというのであれば、それでもよいかもしれません。

ただ、できるだけ早く英会話をしっかりと上達させたいのであれば、「繰り返し文章を読む」ということは、とても重要なことです。

 

カランメソッドの効果的な学習方法とは

カランメソッドを高いモチベーションで続け、確実に英会話を上達させるためのコツは「できるだけテキストを進められるようにする」ことです。

すなわち、できるだけ自分が英語を発声する機会を多く持つことが継続の秘訣です。

そのためには、テキストの進行を遅らせる要因をいかに排除していくかということが重要になります。

いくつかのコツがありますので紹介していきます。

 

予習をしてから授業に臨む

最初はマニュアルにそって、私も予習なしで臨んでいましたが、予習なしで臨むと下記の3点で問題が発生します。

 

英文の意味を理解できないことがある

そもそも授業は英語だけで進むので、理解できないことがあります。

理解できないまま英文をいくら読んでも、絶対に自分のものにはなりません。

結局、授業が終わってからあそこはなんと言っていたのかテキストで確認することになりますが、授業中はよくわからないという消化不良感だけが残ります。

 

理解するのに時間がかかる

理解できない場合、先生に質問したり、間違えた回答をして先生に指摘されたり、自信がないため自分のスピーキングスピードも下がったりと、とにかく時間がかかります。

時間が無限にあればいいのですが、カランメソッドはとにかく時間がありません。“時間がかかる”というのはカランメソッドの大敵だと思った方がよいです。

 

初めて読む文章なのでスムーズに読めず時間がかかる

どんな簡単な文章でも読んだことがない文章を読むとき、最初は時間がかかります。

これは、口の筋肉や神経回路が追いついていないため起こる現象です。

読んで理解するのは簡単な文章でも口からスムーズに出てこないということは、英会話の学習初期によく発生します。

実際にレッスンを継続してきた方は納得頂けると思いますが、徐々に英語を実際に読み上げることのできるスピードが向上していくのを体感できるでしょう。

上記の問題は解決する方法が、実際に音読して予習をすることです。

カランメソッドで利用される単語は比較的簡単なものばかり。

受験やTOEICで英語を勉強してきた人であれば、英語の文章を読んで毎回辞書をたくさん引いたり、英文法を確認したりということはあまり多く発生しません。

自分で英文の意味を理解しながら、普通のスピードで音読できるようになる、のが一つの予習目安となります。

スポンサーリンク

単語の説明はいらないと事前に伝える

先生たちは生徒側がどれだけ単語を理解しているかを把握していないので、よい先生ほどオリジナルの事例を駆使し丁寧に単語を説明しようとしてくれます。

これは非常に時間の無駄です。

特に簡単な単語をいろいろな事例を上げながら説明されてもあまり有意義とは言えません。

これを防ぐには、事前に単語の説明はいらない旨を伝えておくことです。

ポイントは授業の最初ではなく、授業が始まる前にリクエストをしておくこと。

下記に私がよく使用しているテンプレート文章を紹介しますので、よければ活用してください。

テンプレート例

Hi ,○○先生の名前

I need NO EXPLANATIONS of the new words and grammar unless they're written in textbooks, because I’ve already known all of the meanings of the new words and grammar.

I want to go forward a textbook as much as possible.

(訳)

教科書に書かれていない限り、新しい単語や文法の説明は不要です。私は新しい単語の意味や文法を既に知っているからです。

私はできるだけ多くテキストを進めたいです。

 

Google日本語入力をインストールしておく

ディクテーション対策としてだけでなく、日常でも非常に使えるツールなのが、Google日本語入力

まだ、使用していない方には、インストールを強くおすすめします。

もちろん、無料です。

名前こそ「Google日本語入力」ですが、非常に便利なのは英語での予測変換機能

上記のように予測変換が表示され、ディクテーション時に単語の入力スピードが劇的にアップします。

 

使えそうな言い回しをストックする

復習の仕方は人それぞれのやり方があると思いますが、私が行っているのは、使えそうな言い回しのストック

カランメソッドでたくさんの英文に触れますが、自分の生活の中で使える英文とそうでないものが混在しています。

その中で、自分が使いたい言い回しというものが必ず出てきますので、それだけを抽出して、自分だけの英文リストを作成します。

これを空き時間などで定期的に勉強することで、「自分の言いたいことをスムーズに英語で言えるようにする」という目的に沿って、さらに学習効果を高めることができます。

 

相性のいい先生を見つけて指名する

オンライン英会話のいいところはたくさんの先生の中から、毎回好きな講師を指名できることです。

先生によって特徴もさまざまですので、是非相性のいい講師を見つけてみてください。

先生選びのポイント

カランメソッドに慣れている

そもそもカランメソッドに慣れているかどうかは重要です。

たいていのスクールでは先生の評判を見ることができるようになっているので、カランメソッドに慣れている先生を選びましょう。

英文の文章を読むのが速い

先生によって英文を読むスピードもさまざまです。

自分にとって最適な会話スピードの先生を見つけましょう

自分のニーズに合っている

英文を切るタイミング、発音をどこまで指摘してくれるか、など自分のニーズに合う先生を見つけましょう

融通がきく

先程「単語の説明は不要であることを伝えよう」と書きましたが、先生によっては「カランメソッドでは、単語を説明するのがルールになっているので、省略することができません」という堅物な先生もいます。

彼らも真面目だけで悪気があるわけではないので、一概に非難はできません。

ただ、私は効率的に学習したいので、こちらの要望に沿ってくれる先生を選ぶことをおすすめします。

 

カランメソッドにおいて、先生との相性は非常に重要です。

そして、相性のいい先生を見つけるためには、優秀な先生が多く在籍する英会話スクールを選ぶことが重要です。

 

カランメソッドのスクール選び

ここ数年で各校がカランメソッドの受講料を値上げしていることから、カランメソッドの人気の高さが伺えます。

一方で、カランメソッドは万人が知っているかと問われるとそうでもないので、評判のよい英会話スクールはそんなに多くありません。

ポイントは、メジャーな学校の中から無料レッスンをいくつか受けてみること。

自分に合う教師がいそうか、自分が受講する時間帯で予約が取れやすそうかをチェックしてみるとよいと思います。

 

QQイングリッシュ

カランメソッドの公式認定校QQ Englishオンライン英会話

私が現在も継続的に受講しているスクールです。

今なら下記のリンクから予約すると、2回分の無料レッスンを受けることが可能です。

↓↓無料レッスンの詳細はこちら↓↓

4倍の速さで英語脳に!
「カランメソッド」の老舗QQ Englishオンライン英会話

 

ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプ もカランメソッドの大手で公式認定校。講師も充実していると評判が高いです。

今なら下記のリンクから予約すると、なんと一週間の無料体験レッスンが可能です。

↓↓無料レッスンの詳細はこちら↓↓

1週間無料キャンペーンを実施中!

 

イングリッシュベル

カランメソッドの老舗。

日本で初めてオンライン英会話にカランメソッドを取り入れた英会話のENGLISH BELL

今ならカランメソッドの現代版ともいえるDMEメソッドの無料体験が可能です。

私は、他の学校でも続けやすいかと思い、カランメソッドを選びましたが、DMEメソッドも評判が高いので試してみてもよいかもしれません。

↓↓無料レッスンの詳細はこちら↓↓

イングリッシュベルの公式ページ・無料体験はこちら

 

まとめ

今回は実体験に基づく、カランメソッドの効果的な学習方法を自分なりに整理して紹介させて頂きました。

今回、紹介させて頂いた方法は、必ずしも公式で推奨されているものではありません。

ですが、私自身としては、自信を持ってオススメできる学習方法だと思っておりますので、現在カランメソッドを受講して伸び悩みを感じている方や、これからカランメソッドの受講を検討している方の参考になれば幸いです。

カランメソッドの効果があるのかよくわからなくて悩んでいるという方は、こちらも是非参考にしてください。

オンライン英会話でカランメソッドをオススメする理由|TOEIC850点の私が選んだ理由や実際の効果を徹底解説 ​

日本人は英語を数年間も学校で習っているのにも関わらず、簡単な英会話することができないとよく言われます。 私もTOEICで850と一般的には高得点と呼べるスコアを所持していますが、英会話はとても苦手でし ...

続きを見る

(おわり)

 

 

 

 

 

-TOEIC高得点者の「英会話学習法」

Copyright© Gori-Lifehack , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.