タイのバンコクエリアで子連れにおすすめのプール付きホテル「アナンタラ」に宿泊した旅行記を公開していますが、注意点・事前に対策をしておいた方がいいこともあると思いましたので紹介します。
ということで、今回の記事は【子連れ注意点編】です。
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目次
アナンタラはバンコク屈指のリゾート型ホテル
「アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート(Anantara Riverside Bangkok Resort)」は観光大国バンコクの人気ホテルです。
都心のバンコクでは珍しいリゾート型ホテルであり、ホテルにあるプール施設も充実。
ホテルランキングでも常に上位にランクインする子連れにもおすすめできるホテルです。
海外旅行が趣味の私にとっても、「アナンタラ」は非常に満足の高いホテルだったので、旅行記としてまとめて公開しています。
こちらの記事に特に子連れにオススメの理由をまとめています。
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子連れへの注意点
基本的には子連れのファミリーにおすすめのホテルなのですが、私は別にホテル関係者でもなく良い点ばかり書きすぎるのも旅行記としてバランスが悪い気がするので、子連れの皆様への注意点についても書いていきたいと思います。
ただ「無料なら全然OKだけど、○万円払うのだとしたら受け入れられない」など、何を基準にするかにおいて、意見は変わってくると思います。
今回は、私の今まで経験したタイ含めた東南アジアアエリアのだいたい同じ価格帯のホテルと比べてどうか、という点でコメントしたいと思います。
言わずもがなですが、個人的体験に基づく感想ですので、あくまで参考の一つにして頂ければと思います。
川沿いの天敵は、「蚊」
アナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾートはその名の通り、川沿いに位置するホテルです。
チャオプラヤー川のほとりのロケーションは、昼は気持ちがよく、夜は夜景も綺麗。
その半面、水辺に位置するので「蚊」がどうしても出現します。
特に、夕方から夜にかけてディナーやバーの利用時に、オープンテラスで開放的に過ごしたくなるのですが、どうしても蚊は出現します。
せっかくの旅行ですので最大限楽しむためにも、虫除けスプレーなどのグッズを持参したほうがよいでしょう。
段差が優しくない
基本的に子連れを歓迎してくれているホテルではあるのですが、あらゆるところに段差が存在します。
スロープの数が少ないこともしばしばで、ベビーカーでの移動がスムーズに行えない瞬間が多々あります。
・プールへのアプローチ
・ホテルのエントランス
・隣のショッピングモールへの移動
・朝食ビュッフェの中
など、至るところに小階段・段差があります。
私はどこでも子供ごとベビーカーを担ぎ上げるストロングスタイルなので気にならないのですが、女性一人で荷物をたくさん持った状態だと少したいへんかもしれないと思いました。
もちろんホテルの皆さんも手伝ってくれますので大きな問題ではないかと思いますが、気になった点ではありました。
もし、複数台のベビーカーを持っているようでしたら、できるだけ軽量タイプを持参した方が館内の移動に便利だと思います。
設備のクオリティ
これは部屋による部分もあるのかもしれませんが、私の部屋の設備は「△」評価の箇所もありました。
雰囲気もよく総じていい部屋だったのですが、いくつか課題がありました。
シャワーを浴びると洗面エリアの床がびしょ濡れに
私が宿泊した部屋は「デラックスジュニアスイート(46㎡)」です。
他の一般的な海外のホテルと同じくいわゆるユニットバス方式で、お風呂(バスタブ・シャワールーム)のみで独立しておりません。
洗面台とバスタブは仕切りのない同じエリアにあるものの、トイレは完全独立、シャワールームも専用のボックスありで、使い勝手は比較的良さそうな印象を受けました。
しかし、いざシャワールームを使ってみるとシャワールームの下から水が漏れてきています。
隣接している洗面台エリアの床がビショ濡れになっています。
大人一人あれば、シャワーの角度を工夫することで浸水を最小限に抑えることもできるかもしれませんが、子供がいる場合は、シャワーを上手くコントロールすることは難しかったり、裸ですぐに走り回ろうとしたりするので大変です。
バスマットを多めに拭けばなんとかなる話ではありますが、当然バスマットはビショビショ。
あまり気持ちのいいものではありませんでした。
アメニティが環境に優しい継ぎ足しタイプ
私は潔癖症ではないのですが、ホテルではこの継ぎ足しタイプのシャンプーが好きではありません。
小さいボトルタイプの使用前に自分で開封できるシャンプー・リンス・ボディソープなどが欲しいところです。
どこのブランドのアメニティを使っているかで、ホテルのセンスも出ると思っています。
男性よりも女性の満足度・ホテルの評判・口コミに影響を与える部分ではないでしょうか。
同じバンコクだと、以前宿泊したスクンビットエリアにあるシェラトン(シェラトン・グランデ・スクンビット・ラグジュアリー・コレクションホテル)は、いい香りのする子供専用のシャンプー・ボディソープを用意してくれており非常に満足度が高かったです。
このホテルでは(少なくとも私が予約した部屋では)、継ぎ足しタイプでした。
ただ、これは個人の好みですので、そこはさほど大きな問題だとは思っていません。
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ポンプの出の悪さにイライラ
問題は、ポンプの出が非常に悪かったこと。
ボディソープのボトルをプッシュしていると段々ボディソープの出が悪くなっているので、ボディソープが切れたのかと思ったのですが、蓋をあけてみるとまだたっぷり入っている。
シャンプーも同じような感じだったので、どうやらポンプそのものの欠陥の可能性が高そうでした。
結局、蓋を空けて使えばいいだけなのでなんでもないところですが、こういう細かい部分って結構フラストレーション溜まりますよね。
サービスレベルにムラがある
元々サービス業や営業職で「顧客対応」を第一線でやってきた経験もあり、滞在するホテルには、気持ちのよいサービスを期待してしまいますが、今回の滞在では少し残念な瞬間がありました。
チェックアウト時間事件
私たちは最終日もゆっくりプールに浸かりたかったので、レイトチェックアウト(15時チェックアウト)で予約をしていました。
しかし、フロントでチェックアウト時間が通常の12時になっていると言われたのです。
チェックイン時にチェックアウト時間の説明ってそういえばなかったなと思い、プールに行くついでにフロントによって確認したときに発覚しました。
海外ではまあこういうトラブルはよくあるので、「いやいやそんなことないし」と毅然とした態度で突っぱねます。
ところが向こうも折れることなく、「今の時点で確約できない」とか言い出す始末。
子連れだとできるだけ事務作業は迅速に終わらせたいものです。
こういうときのために、バウチャー(予約確認書)を手元に用意しておくのが鉄則なのですが、チェックイン時にバウチャーをホテルのフロントに渡してしまっていたので、そのとき手元にバウチャーがありませんでした。
妻と子どもたちは先に部屋に返し、ちょうどい英語の練習だと思って粘って話してみますが、結局平行線で終結。
「バウチャー持って、明日また来る!」
「お待ちしております!」
ともはや完全敗北で、その場を立ち去ることになりました。(涙)
翌日、バウチャーをスマホにダウンロードし直して、ホテルのフロントに再度向かいます。
今日は昨日のように負けて帰るにはいきませんので、バウチャーもしっかり持参していますし、いくつかの返答と英会話のパターンもシミュレーション済みです。
フロントに到着すると、昨日話した担当はいなかったので、別の担当に話しかけます。
「レイトチェックアウトを予約したのですが、昨日通常チェックアウトになっていると言われたから、今日バウチャー持ってきました」
と伝えると、名前と部屋番号を確認され、画面で確認する担当者。
すると、第一声、
「お客様は15時のレイトチェックアウトで予約されてますから、ご安心ください(にっこり)」
予想外の返答に一瞬フリーズします。
「昨日の担当者が勘違いしておりましてすいません」的なやり取りは一切ありません。
「ご安心ください(ニッコリ)」じゃないし。
と思いつつ、もう一戦交えようとこちらは臨戦態勢だったので、急に気が抜けました。
それなりに5分位は揉めてたんだから、情報くらい引き継いでくれればまた印象は変わったのになとと思います。
*ちなみに、日本人スタッフの方もいらっしゃるということでしたが、私がフロントを訪れた時間では日本人スタッフの方はいなかったで、タイ人の方と直接やり取りしていました。
レストランのスタッフ
タイは「微笑みの国」と言われているだけあって、タイ全体の接客レベルのおもてなしは結構高いと個人的には思っています。
多くのスタッフの方がにこやかにいろいろなことを対応してくれます。
ただ、レストランスタッフに無愛想な人がいたのが少し残念でした。
ザ・マーケット、リバーサイドテラスでは、実演調理が魅力です。
そのため、料理人の人が接客対応してくれることがあるのですが、料理人の中には対応がイマイチな人も・・・。
ビュッフェ形式になっており、エビを盛り付けてもらったのですが、少なかったので「もう少し欲しいです」と伝えると、少しムッとした表情でどっさり3人前以上はあるだろうというくらい盛られました。
まあ別に、ビュッフェ形式なので、こちらが食べなければいいだけの話なのですが、正直、あまりいい思いはしませんでした。
もちろん、ニコニコの笑顔で積極的に話しかけてくれるスタッフの人がほとんどですので、全体としてはいい印象を持っています。
オオトカゲが出現!?
最後はトカゲ。オオトカゲです。
これは私としては全く減点にならず、むしろ加点対象なのですが苦手な人もいると思うので注意喚起です。
タイに限らず南国のホテルにはヤモリなど爬虫類が存在しますが、タイのバンコクでは「オオトカゲ」の出現が話題です。
子供はもちろん大人もびっくりのサイズです。
詳細はこちらの記事にまとめてありますので、気になる方はこちらをご覧ください。
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総論としては子連れにおすすめ
タイ・バンコクにおける子連れホテルとして非常にオススメではあるのですが、今回はあえて気になる点をまとめてみました。
“子連れ”とは関係ない部分も結構ありますが、参考にして頂けますと幸いです。
個人的には、また行く可能性が高いので、サービスレベルの向上とアメニティの充実だけでも改善されることを願っています。
*良い点をまとめる記事はスラスラと書けるのですが、課題点に関してはどうしても切れが悪くなりますね。
良くも悪くも自分の性格、特性がよくわかりました。
最安値でお得に旅行するために
私は海外に行くのに必ず複数のサイトをチェックするようにしています。
海外旅行に強い以下の3つのサイト+ホテルのHPのをチェックし、一番オトクなところで予約しています。
タイミングによって最安値のサイトは変わるので必ず毎回チェックしています。
アゴダ(agoda)
航空券も取り扱っていますが、特にホテルの予約に強い印象があります。
アナンタラに宿泊したときは、私はアゴダを使いました。
エクスペディア(Expedia)
こちらは逆に航空券に強い印象があります。
タイに行ったときに、Expedia経由で航空券を取得したことがあります。
ブッキングドットコム(Booking.com)
こちらもホテルの宿泊に強く、今まで一番利用しています。
アナンタラではない他のバンコクのホテルに宿泊した時に使用しました。