今日は私がおすすめする無料スマホアプリ英和辞典をランキング形式でお伝えします。
私は現在、TOEICスコアは850点でTOEIC900点に向けて勉強中です。
私自身は、約1年間でTOEIC500点台からTOEIC850点までスコアを伸ばすことができました。
そのため、教材選びや勉強法にはそれなりにこだわってきたつもりでいますので、今回のスマホ英語辞書選びも英語学習者の皆さんの参考になれば幸いです。
今回は、App Storeで「無料」であることを条件にヒットした辞書アプリを7つ比較し、実際に使ってみた上でレビューしています。
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目次
英語辞書の選び方のコツとは?
まずランキングをお伝えするにあたり、スマホアプリにおける英語辞書選びのポイントをご紹介します。
重視するべきなのは、主に下記の3点です。
選び方のポイント
(1)わかりやすさ
(2)使いやすさ
(3)単語の覚えやすさ
一つずつ、もう少しブレイクダウンして説明します。
(1)わかりやすさ
「わかりやすさ」と言っても、実は2つの要素に分解できます。
まず、1つ目は「情報の質」としてのわかりやすさ。
当然ですが、英単語一つにひもづく情報量は重要です。
特に一つの単語に複数の意味がある場合、単語の意味はもちろん、関連語句や例文の充実も重要なポイント。
もう一つのわかりやすさとして、物理的な「見やすさ」も非常に重視したいポイントです。
見やすさはアプリによってかなり差がありますが、見にくいと勉強効率が下がることはもちろん、学習モチベーションも削がれます。
(2) 使いやすさ
これも非常に重要な点です。
使いやすさは勉強効率に直結します。
今回ご紹介するアプリはほぼクリアしていますが、検索語句の予測変換の有無はまずチェックしたいポイントです。
また、操作性の良さに加えて、私は実際のところあまり気にしていないのですがオフラインで使用できるかどうかも記載しています。
(3)単語の覚えやすさ
単語を調べるという究極の目的は意味を記憶することです。
つまり暗記のしやすさも非常に重要なポイントになると私は思っているのですが、「暗記のための復習」を重要視していないアプリも実は結構あるので注意が必要です。
具体的に言うと、「単語帳(ブックマーク)」機能画面での英単語の一覧表示の際に、合わせて日本語も出てしまっているアプリがいくつか存在します。
これだと、問題と回答が同時に出てしまっている状態になるため、暗記するのに最適とは言えません。
それ以外に、単語帳の操作性が悪いケースもありアプリによって使い勝手はかなり異なります。
実際に使ってみないとわからない落とし穴は結構存在するのが、「暗記のしやすさ」となります。
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オススメ英和辞典アプリランキング!
今回は、主に上記三点の選定基準を軸に「オススメの英語辞書アプリランキング」を作成しました。
まずは結論を一枚の表にまとめてみましたので、ご確認ください。
それでは第1位から順番にレビューしていきたいと思います。
第1位 英辞郎 on the WEB(アルク)
堂々の第1位はアルクの「英辞郎on the WEB」です。
まずなんと言っても圧倒的に見やすいのが特徴です。
見やすさは他の6アプリを圧倒しており、唯一「見やすさ」項目でも◎評価を付けさせて頂きました。
まだ本命アプリを決めかねていたときは、並行して英和辞典アプリを使用していましたが、やはり見やすいと自然とアルクで調べはじめてしまいます。
英語学習のモチベーションに見やすさは非常に重要です。
もちろん、辞書の情報量も申し分ないと思っています。
関連語句も豊富ですので、TOEICなどで頻出される定型の言い回しなども広く押さえられており使い勝手がいいです。
単語帳にもさくっと登録できて、通常時は英語のみの表示が可能。
タップするとすぐに日本語訳も表示される操作性もいいです。
懸念点が一つあるとすれば、単語帳登録が100個までしかできない点ですね。
有料プランだと無制限に解放されるのですが月額400円はなかなか高いので断念しました。
ただ、辞書機能としては圧倒的に使いやすかったので、結局私はこの辞書をメインとしつつ単語帳は別アプリで管理しています。
※おすすめの単語帳アプリはこの記事の一番最後にご紹介しています。
第2位 Weblio英和和英辞典・英語辞書アプリ
TOEIC800点以上の人が一番使っている辞書サービスというWeblioが第二位です。
確かにこちらはWebで単語を検索するとよくヒットして、PCではたいへんお世話になっているサービスです。
情報量が多く特に例文が豊富なのが特徴ですね。
ただ、正直アプリには課題感もあると思っています。
元々PC主体で作られているので、まずスマホでは画面が見にくいです。
また、単語帳も英単語と一緒に日本語訳もセットで出てしまうレイアウトになっているので暗記には不向きな面もあります。
第3位 和英辞典 | 英和辞典 - Erudite
オフラインでもサクサク動きます。
単語帳もパラパラとめくるタイプの表示方法になっているのは評価できます。
ただし、シンプルなために語句の説明・例文が絞られています。
さらに、単語帳も一つの英単語に対し、一つの日本語訳しかないので複数の意味を持つ単語の扱いに課題があります。
第4位 英和辞典・和英辞典
シンプルで見やすくオフラインで使用できます。
ただし、こちらもシンプル故に語句の説明・例文が少ないです。
単語帳も日本語訳が同時表示なので暗記にも課題があります。
さらに有料(250円)にしないと、そこそこ広告が大きく表示されるので気になる人もいると思います。
第5位 英語辞書 - 音声・単語帳機能付き
こちらもオフラインで操作できるタイプのアプリ。
単語も日本語訳を隠した上で表示することが可能です。
ただし、非常に見にくいです。
そして、単語帳も登録している単語を連続で見ることができません。
次の単語に行こうとしても検索画面に一度戻らなければならず操作性に課題があります。
第6位 じしょ君 - 国語と英和辞典
7アプリ中、唯一予測変換機能がないアプリです。
英語学習者はまず英単語のつづりを完璧に覚えていることは稀なので、予測変換がないと非常に学習効率が悪いです。
国語辞典も兼ねているので、詰め込んでいる分英語辞典としては他に比べて劣ってしまいます。
第7位 語語ナビ 和英 <> 英和 辞書
ストア上ではレビューも多かったので気になっていたのですが、私は使いづらかったです。
一番の課題は、一つの英単語を検索して複数の意味がある場合、日本語訳別に分割して表示されることです。
結果として、冗長で非常に見づらくなっています。
単語帳も同様に非常に使いづらいのも減点対象です。
英単語を記憶するコツとは?
今回は辞書アプリを紹介しましたが、そもそもTOEIC700点に届いていない方は、語彙・ボキャブラリーが根本的に不足している可能性が高いので、辞書アプリを使って勉強するよりもまずは一冊「単語本」をきっちり勉強したほうが効率がいいです。
辞書はなんだかんだ言って、入力や解釈に時間がかかるので、場合によっては非効率になることを覚えておきましょう。
また、進学のための受験(中学受験・高校受験・大学受験)などでは、必ずしも必要ないかもしれませんが、TOEICで高得点を取りたいのであれば単語は耳で覚える必要があります。
TOEICはリスニングパートが長く、そして速いのが特徴です。
読んで英単語の意味がわかるのはもちろんですが、音で聞いたと同時に意味を把握できるかどうかが、高得点を獲得できるかどうかの分かれ目になります。
端的にいうと、CD音源付きの英単語教材を使って勉強することがおすすめです。
オススメの英語教材・単語本は?
TOEICで500点、600点、700点、800点とそれぞれ壁はあるかと思いますが、TOEICで700点くらいまであればDUO 3.0がおすすめです。
DUOは英語学習者であれば知らない人はいないくらい超メジャー教材なので、もはや解説不要かもしれませんがとにかく効率的に単語を覚えることが可能です。
重要単語1600語と重要熟語1000語が560本の英文に凝縮されており、復習用CDを使用すればたった60分で再生できるので繰り返し学習に最適です。
▼DUO 3.0
▼DUO 3.0 / CD復習用
ちなみに、DUOには公式アプリは存在していないのですが、DUOを使用している方はこちらのアプリがめちゃくちゃおすすめですので是非試してみてください。
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【2019年】DUOにも使える超オススメ英語リスニング無料アプリをご紹介!
TOEICで850点を取得し現在も現役勉強中の私が、超おすすめ英語学習リスニングアプリを発見したので共有します。 ちなみに、私はTOEICで850点を記録した時点で、留学経験なし、スクールに通ったこと ...
単語帳アプリなら「わたしの読み上げ単語帳」が絶対おすすめ!
英語辞典アプリは「英辞郎」の無料版を使っていますが、100語までしか単語帳登録できないのが課題でした。
そこで、この単語帳アプリの出番です。
こちらのアプリも無料でありながら完成度がめちゃくちゃ高いので別途レビューしたいくらいですが、自由自在に単語を編集した上で登録でき、登録した単語や文章はネイティブの発音で再生可能です。
これ最初ビックリしたのですが、予め用意した文ではなく自分で作った文章もスムーズに英語で発音をしてくれます。(むしろ日本語のほうが片言)
まとめ
私の辞書遍歴を振り返ると、中学時代はジーニアスの分厚い英和辞典からはじまり、電子辞書の時代を経て現在のアプリに至ります。
アプリのいいところは普段使っているスマホをそのまま使用できるので余分な荷物も不要なことと、アプリはどんどんアップデートされ進化していくこと。
そして、それらを無料で使用できるというのが最も魅力的なポイントでしょう。
一昔前よりはるかに学習しやすい環境が整っているので、地道に努力しながらTOEIC900点を目指したいと思います。
(おわり)